相変わらずツールネタです。
第12ステージはボーネンがきっちり勝利。クイックステップの列車から発射して危なげない勝利。ことしはピレネーを超えてシャンゼリゼまでいくらしいですよ。調子良さそうだし、マイヨヴェールはこの人で固いかもしれません。
で、問題の第13ステージ個人タイムトライアル。54キロと割と長めのコースに、4級山岳まで用意されている、結構過酷なコースでしたが、ヴィノクロフ、やってくれました。鬼神のごとき走りで、圧倒的タイムでステージ優勝です。雨の中、道中路面が濡れていて、コーナーは相当減速していたのですが、それでこの圧倒的タイム。総合も9位まで上がってきました。
対して、しょっぱかったのがスペイン勢。特にバルベルデとマヨ。13ステージまでは、今年はベルベルデかな?という感じだったにも関わらず、TTが苦手と言われていたラスムッセンに途中抜かれてしまいました。タイムはさんざん。ちょっと厳しくなってきました。
さて、今日は2回目の山頂ゴールステージです。ここはラスムッセン頑張ってくるでしょう。それに対して、タイムトライアル1位3位4位と好調を取り戻しつつあるアスタナが、どう対抗してくるのか。ヴィノクロフが復調しているとすれば、やっぱりヴィノクロフ中心の戦略になるのか。当然、上れる新人賞候補コンタドール擁するデリスカバリーも狙ってくるでしょうね。ああ。14ステージは総合を占う上で大きなステージになりそうです。