去年の秋に、BDレコーダーを買いまして、
せっかくなんで、ドラマとかアニメとか録画して見てます。
今まで、連続ドラマって、同じ時間に見続けることへのプレッシャーで、
あまり見てなかったんですよね。
それと、昨今の、
なんといいますか、「面白くてためになる」系のドラマが、
私の嗜好にぴったりなこともありまして。


相当月並みですが、「JIN」は良かったですねえ。
原作も読んだんですが、原作に忠実なところと、ドラマ的な演出とが
うまくバランスが取れていて、原作はもちろん、ドラマも原作とは違う
楽しみがある、そんな出来になっていて、相当楽しめました。
ラストは賛否両論だったようですが、原作が終わってませんので、
まあ、ああいう終わり方なんだろうな、という感じではあります。
原作の方が、佳境に入ってきてますので、こちらも注目です。


一方、ひどいのは、NHKの「蒼穹の昴
まだ2回しか放映されてませんが、もう見るのをやめようと思います。
原作は、本当に本当にすばらしい話で、
私的に5本の指に入るくらいの名作だと思うのですが、
ドラマは本当にひどい。期待裏切られまくり。
原作は、文秀と春雲の運命と、滅び行く清、というのが物語の中心だったような
気がするのですが、ドラマは、なぜか西太后と光緒帝の話ばかり。
いや、それはそれで大事だと思うんですが、
すごく重要だと思われるエピソードが結構端折られているような感じがして、
制作側がどうしたいのかまったくわかりません。


良原作の映像化は、本当に難しい。
君に届け」も映像化するという話らしいのですが、
あの天下無敵の風早とか、普段怖いけど笑うと超かわいい爽子とか、
一体誰が、どう演じるとうまくいくのか、
まったく想像ができません。
嫌なら見なきゃいいんですけどね!