ツール第1ステージ。予想通り、最後はスプリント対決となりました。
レース序盤、5人が飛び出しましたが、この集団なんか意思が統一できていない感じで、早々に集団に吸収。集団は、序盤はマイヨジョンヌをもつCSCが支配していましたが、中盤意向、スプリンターを擁するクイックステップ、ロト、ランプレが積極的に集団を引く形になりました。(最近、この辺のチーム戦略の機微がわかるようになってきました)残り数キロはクイックステップがいい形でトレインを作っていたのですが、ミルラムに刺されます。しかし、ミルラムも集団をコントロールしきれずに、ここから怒涛の場所取り。いい形でバルロワールドのハンターが抜け出す。ボーネンが追う。と思ったら、異次元のスピードでマキュアンが飛んできました。あああ。あっという間に周囲を置き去り、両手を挙げてゴールです。
聞けば、マキュアン、途中落車してたらしいじゃないですか。いやすごいスプリントでした。逆に、ボーネンは伸びなかったなあ。まだ本調子じゃないのかもしれません。ランプレのナポリターノもいい位置にいたように見えたのですが、まったく伸びず。
マキュアンは、ああいうぐちゃぐちゃのスプリントは強いですね。
本当なら、あのぐちゃぐちゃの中に、ツァベルの変わりにペタッキがいたはずなんです。ペタッキマキュアンボーネンの超スプリンター対決が見られたはずなんですが、そこは残念ですね。
さて、今日も平坦コースで、最後のスプリント勝負になると思われます。右手が痛そうなマキュアンはスタートするのか?勝者を占う上では、それが一番大きなポイントかもしれません。