PS3がDVDのアップスケールまでできるようになって、マルチプレイヤーとして変態的な性能を持つことになったようなので、
我が家のAV機器も、いよいよPS3を中心に見直すかなあ、という感じになっています。
今の家に引っ越してきた時にそろえたセットですから、約2年ですか。今のAV機器って、パソコンみたいなものなんで、2年も経つと、できないことも出てくるわけです。
一番大きいのが、HDMIの音声入力です。ウチのAVアンプは、HDMIは付いているものの、映像データをスルーするだけのもので、音は入ってこないのです。
PS3は、高レートの周波数のリニアPCM信号を出力できる仕様なわけです。これが、PS3の音質チューニング責任者であるソニーの金井氏の弁によると、「聞いたことがない音」なんだそうで。そんなこと言われたら、聞いてみたくなるのが人情です。しかし、これは、HDMIじゃないと出力されないんですね。
ウチのアンプは、DA7000ESという、当時としては名機なのですが、さすがに古くなりました。といってもですね、ソニーの最新機種の、リニアPCM入力に対応しているDA3200ESでは、やっぱりなんかラングが下がるなあ、と躊躇していたわけです。DA3200ESはHDMI1.2ですから、PS3の1.3の能力を受けきれるわけではなく、将来的な不安もありまして。
そこで、ONKYOから、HDMI1.3対応のアンプが、3機種も発表になりました。
http://www2.jp.onkyo.com/what/news.nsf/view/20070525_805?OpenDocument
http://www2.jp.onkyo.com/what/news.nsf/view/20070525_605?OpenDocument
http://www2.jp.onkyo.com/what/news.nsf/view/20070605dtx58?OpenDocument
音質は聞いてみないとわかりませんが、BDなどで今後増えてきそうな音声フォーマットにも対応していて、けっこう良さそうです。そもそも、ONKYOのAVアンプって、評判いいんですよね。
イオニアの新製品の噂もありますし、DENONも出てくるらしいです。となれば、ソニーも黙ってないでしょう。DA7000ESの後継出してくれないかな。それだと移行しやすいのに。
いずれにしても、今年一杯くらいは様子見ですね。