今年良かったアニメ。

会社の同僚に涼宮ハルヒのDVDを借りましたが、見ている暇がありません。
いや、暇はあるのかな。なかなか踏み込めない、というのが正直なところでしょうか。
流行ってるものはですね、あんまり疑問を持たずに、見てみることにしているのですが、さすがにハルヒはなー、という感じになっています。おっさんですしね。
聞けば、今っぽいんですよね、話題の作り方とか、盛り上がり方とか。確信犯なのか、結果論なのかわかりませんが、ヲタ受けしそうなことはすべてやっていると、そんな感じなんでしょうか。
そんなわけで、ハルヒの話はできないのですが、その同じ同僚に勧められて、こちらは見てですね、よかったのは、アニメ版「時をかける少女」です。ちょっとネタが古いんですが。見に行こうと思っていたゲド戦記が意外に(順当に?)評判が悪かったのと、Yahoo!Movieの評判がよかったこともあって、ゲドの代わり見に行ったわけです。
幕張ですよ幕張。新宿は並ばないと見られないということで、もう、しばらく映画なんか並んで見たことないんで、(いつもネット予約していく)新宿の次に近くて予約できるところはと探すと、もう幕張しかないんです。高速で行きましたよ、アニメ見に。
で、確かに良かったんです。ブレイブストーリーは見たんですが、出来は時かけの方が上。昔の原田知世さんのとはストーリーは違いまして。まあ、青春時代の、恋にもならないような淡い思いがお話の基盤になってますんで、正直おっさんには甘酸っぱすぎなんですが、まあでもほら、僕も昔は高校生だったこともあるわけで。
で、ストーリーもそうなんですが、映画自体がよくできてるな、と感心しました。すごい効果的に使われているのが、奥華子さんの主題歌です。奥華子さんご存知ですか?テプコ光の歌を歌ってる人です。すごいいいシーンで、主人公の女の子の気持ちと歌の歌詞がシンクロするんですね。これがなかなかよくて。すごく丁寧に計算されている感じです。こんな風にテーマ曲を使った映画って、実はそんなに多くないんじゃないかな?そんなことないですかね?
映画は、まだやってるみたいです。でも、そろそろヤバいかも。と思ったら、地方はこれからの所も多いんですね。
http://www.kadokawa-herald.co.jp/official/tokikake2006/jouei.shtml
そもそもやっている映画館が少ないので、興行的にはどうだったんだろう。僕は、熱くDVD化を待っています。
あとは、奥さんのCDを貼っておきます。映画を見て、それを思い出しながら歌詞を噛み締めて聞くのが正しい聞き方です。

ガーネット

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後日談。上映館リストを見ていたら、9月30日から、うちの近所の映画館でやるみたいです。なんとも微妙な・・・