ああ・・唐突に・・

tata2212006-09-08

ハチクロが終わってしまった。
今日本屋で見つけて、「あれ?こないだ出たばっかりでは?」といぶかしみつつ昼休みに読んでいたら、唐突に終わってしまいました。
単行本で読んでいたので、最新情報を知らず、テレビでやってるアニメが漫画においついちゃいそうだなーと思ってたら、なんと連載が終わっていたとは。
僕的に今熱い大学漫画(音大、美大、農大)の中では、一番最後にアプローチしたこの漫画ですが、まーなんか「何かをしなきゃ」というこの時期特有の純粋な想いと、人を好きになるということがからまって、なんとも切ないお話なのですね。おっさんにはやや辛い装丁と絵柄ですが、嫁のために買うんだ、という説得力で、すべてをクリアしてきました。俺偉い。
※※注意!ここから先はネタバレありです!まだ読んでない方はご注意ください!※※
最後は、それぞれが、それぞれの道を進んでいくことになります。
一番最後に、この漫画のテーマのような台詞が、ハチミツとクローバーのサンドイッチを食べる竹本くんの想いとして語られます。
「ずっと考えていたんだ。うまくいかなかった恋に、意味はあるのかって。消えていってしまうものは、無かったものと同じなのかって。今ならわかる。意味はある。あったんだよここに。」
お互いがお互いを気遣い、助け合い、影響しあいながら、人が作られていくんですよね。
そういう意味では、まー美大だとドラマチックでステキですが、自分にとっても、この瞬間瞬間が、まさにそうだと思うのです。
でもまあ、青春の輝きはまた特別なものですかね。僕の青春は輝いていませんでしたが。
嫁のためと言い訳できない方は、こっそりと木曜深夜のアニメを見るのをオススメします。原作に忠実で、いい出来になっていると思いますよ。