朝からマゴチ

tata2212006-09-02

昨日、思ったよりも早く仕事が引けたんで、
(うまくいっている訳ではないのですが)
今朝は、ちょっと無理して早起きして釣りに行ってきました。
僕の「釣り」というのは、乗り合い船に乗っていく釣りです。
釣り物は、季節によって違うのですが、今は「マゴチの飲ませ釣り」の季節です。
マゴチって魚がまず馴染みがないですよね。キモチワルイ魚ですが、夏ふぐといわれて大変おいしい魚です。
平均すると40〜50センチですが、大きいものは60センチを超えます。
ルアーで釣る人もいますが、この「飲ませ釣り」がアツイわけです。
餌は、生きているハゼを使います。ハゼを泳がせるんですね。
泳いでいるハゼをマゴチが食べるわけですが、マゴチはガブっとは食べないんです。
まー見たことないんでよく分からないところもあるのですが、尻尾からくわえて、じりじりとくわえ込んでいくんだと思います。
それが、独特のアタリに出るわけです。
最初、ツンツンしたアタリが出ます。止まったらゆーっくり引いてあげると、またツンツンします。
それをしばらく繰り返すと、そのうちズンズンにアタリが変わるので、そこでえいっとアワセを入れると、
ドーンと引きます。この駆け引きとかけた時の引きがなんともヨダレものです。
アタリの感じも、順調な時もあるけどイレギュラーな時もあり、いかに食わせるか、が面白いところです。
このやり取りを、「手バネ」という、リールがつかない竹の竿で行います。この手バネがまた熱い。
でも、全体的には、結構難しいんです。一日何本、という感じの釣りになります。難しいから燃える。そんな感じですね。
で、今日はといいますと。
午前中だけだったのですが、アタリなし。。。もちろん釣果も。。
ハゼに水泳を教えにいったようなものですな、これだと。
いつもお世話になってる釣船屋さんのリンクを貼っておきます。ご興味があればぜひ。
多分、マゴチは9月末までです。9月からは、釣り物がカワハギ(これもまた面白い)に変わるので、今年体験してみたい方はお早めに。
http://www9.plala.or.jp/watanabefishing/