昨日の勝者はランプレのベンナーティ。飛び出した6人の逃げ切りでしたが、落着いて逃げ集団をコントロールしていたのが印象的。ランプレ、ここまであまり目立ってませんでしたが、一矢報いたという感じじゃないでしょうか。
それにしても、なんか盛り上がらないツールになってきました。集団はまったり風味。ディスカバリーのコントロールに対して、ロットは攻撃してきません。まあ、平坦ステージですし、タイム差を埋めるのは難しいんですが。エヴァンスはもうタイムトライアルに賭けたんでしょうね。
そのエヴァンス、コーラをカメラバイクに引っ掛けたりしてました。カメラマンになにか言われたのかもしれません。なんかピリピリしてます。
集団のゴールは軽いスプリント合戦になりましたが、ステーグマンが引きません。ボーネンの前でストップ。ポイントはボーネンがきっちり取りましたが、なんかピリッとしない感じ。
晴れて、マイヨジョンヌに袖を通したコンタドールも、表情が固い。そらそうですね。手放しで喜べません。
選手の、レースそのもの、レース運営に対する不信感、みたいなものが、レースを通して感じられます。よく考えてみると、ドーピング検査の結果にしても、Aサンプルの結果だけでリークされて、それが原因でチームを解雇される選手まででてきているわけですから、どうも軽率なんじゃない?とも思えます。
これも主催側のはっきりとした意思なんでしょうか。
なんとも難しい局面です。